Project Story プロジェクトストーリー

プロジェクト概要

企業の DX 推進を目的として、 LINEと AWS を活用したサービス開発やマーケティング支援を実施する「LINE DX Program with AWS」のパートナー企業としてアイレットが参画。LINEと AWS の両社が持つ強みを最大限に活かした開発をワンストップで推進することにチャレンジしています。

要件・課題

企業のDXをワンストップで推進するLINEのパートナー企業としてアイレットが参画

LINE様が提供するLINEミニアプリは、LINEアプリ上で企業・店舗のサービスを簡単に実装・提供できるプラットフォーム。例えば店内のモバイルオーダーや順番待ち受付・呼び出し、会員証発行・提示といった各種サービスを、ユーザーが日頃使い慣れている LINEのアプリの中で完結できるようになります。また、同アプリのフレームワークを活用して手軽に新しいサービスを開発できるため、アジャイル開発や PoC で新規サービスを作るなど高速かつ短いサイクルでテスト検証を行なうケースにおいても活用されるケースが増えてきています。

近年、DXの重要性がますます高まる中、同社はLINEのAPIを通じて提供されるUXに加え、サービスのシステム構築も含めたアーキテクチャ設計も支援しなければならないと考えていました。また各企業の課題に対して一社で個別対応していくことは難しいため、同じ目的意識をもち、DX実現に協力してくれるパートナーとともに対外的なプログラムを提供する必要性がありました。こうした課題意識から2020年に立ち上がったのが、「LINE DX Program with AWS」です。このプログラムをともに進めていくパートナーの1社として、アイレットにお声がけいただきました。

プロジェクトの流れ

お客様の課題やニーズに寄り添う、オーダーメイドの開発を提供

「LINE DX Program with AWS」において、私たちパートナー企業は、LINE様の支援を通じてお客様にLINEとAWSが持つ強みを最大限に活かしたサービス開発をワンストップで提供しています。

多種多様なパートナー企業があり、LINEミニアプリ開発をパッケージ化したサービスとして提供している企業も増えていますが、その中でアイレットは企画やデザイン、LINEの中での最適なUI/UX 設計も含めてワンストップで開発できるところや、お客様の課題やニーズに寄り添いながらオーダーメイドで開発できる点を強みにしています。

パッケージ化されたサービスは今後も広く普及していくと思いますが、一方でパッケージではなかなか対応できない領域も存在します。たとえば実現したいこととスケジュールは決まっているけれど、具体的なサービスの中身が決まっていないというケースや、企画提案から画面構成、実装の具体化までを一気通貫でハンドリングしてほしいというオーダーが入ることも少なくありません。そのようなニーズをお持ちのお客様に対して、LINE様との共同提案や企画提案を通して価値提供を行なっております。

ソリューション

店舗からエンタープライズまで、あらゆる産業の DX を実現する

当社はお客様の課題やニーズに寄り添いながらオーダーメイドで開発することを得意としています。そのため、お客様のご要望に合わせて最適な施策をご提案するようにしているので、既存のパッケージでニーズを満たせると判断した場合、パッケージ化されたサービスをおすすめすることも少なくありません。それでも、パッケージでは対応しきれないケースは必ず出てくるので、そのようなニーズに対して、これまでに培ってきた開発力、UI/UX の提案力、そして企画から実装までをワンストップで素早く実現する実行力・対応力を提供させていただいております。

自社サービスを世の中に広げ、新たな体験価値を提供する手段との一つとして、 LINE ミニアプリは非常に有効だと考えています。実際に金融や医薬、交通、不動産、教育などさまざまな分野で PoC やサービス提供が進んでいます。また企業だけでなく公共行政の分野でもLINE公式アカウントと一緒に LINE ミニアプリを導入することで、より住民に寄り添った公共サービスを創出する Govtech の分野も先進的な事例が増えています。

また、最近はクライアントであるエンタープライズ系の企業様とのコミュニケーションの中で、LINE 活用をご提案する機会も少しずつ増えているので、LINE様と情報共有しながら新しい価値創造にチャレンジし続けています。

お客様の声

DX推進が必要なあらゆる産業で、開発力や提案力を存分に発揮していただきたい

LINEの佐藤さんからは、「ベースとなる開発力があり、UI/UX の提案も得意で、かつ企画から実装までをワンストップで柔軟かつスピーディに対応できる企業となると数が限られます。だからこそ、そこに強みを持ったアイレットさんがパートナーにいることは私たちとしても非常に心強いです。各産業で、DX 推進を加速させる余地はまだまだ残っていると思うので、アイレットさんを含めたパートナー企業と一緒に日本企業の DX 支援に引き続き取り組んでいきたいです。DX はユーザーと企業、それぞれ幅広い体験の再設計が求められますが、開発力や提案力を存分に発揮していただける領域であると思いますので、アイレットさんには期待しています。」とのお言葉をいただきました。