世界的な人気を誇るロールプレイングゲーム作品「FINAL FANTASY」。1987年12月18日に第1作目が発売されて以来その人気が衰えることはなく、2017年にシリーズ販売30周年を迎えました。これを記念し、当時のドット絵で「FINAL FANTASY」の冒頭部分を忠実に再現したWebゲーム『FINAL FANTASY はじまりの記憶』を期間限定で公開しました。独自の隠し要素を楽しむことができるほか、クリア後にSNSでシェア可能な診断結果はプレイ時のパーティー編成によって内容が変わるなど、同シリーズならではのやりこみ要素も多数盛り込まれています。
導入技術
アイレットでは、同社が提供するゲームサイトやアプリのインフラ構築や運用などのサポート実績がありました。人気作品シリーズということもあり、サービスの公開後には多くのアクセスが想定されていたため、インフラ環境構築はもちろんのことAPIについても問題なく稼働することを期待されていました。API開発を行う上での懸念事項はどの程度の負荷がかかるかでしたが、インフラチームとの連携で、これまでに蓄積したさまざまな案件のノウハウから想定アクセス数やインスタンスタイプなどを算出。また、ユーザーのプレイデータを保存する上でデータベースがボトルネックになる可能性が想定されたため、自動的にスケールアウトするAmazon DynamoDBを採用しました。公開直後にはアクセスが集中した期間はあったものの、APIの安定稼働を実現しています。
なお、『FINAL FANTASY はじまりの記憶』のインフラについては、cloudpack公式サイト事例ページをご覧ください。
Credit
クライアント株式会社ディー・エヌ・エー, 株式会社スクウェア・エニックス