『one zoo』は、KDDI株式会社と株式会社 博報堂が共同で提供するサービスで、『one zooアプリ』を通じて、動物園内外での体験価値向上と動物園の課題解決に貢献します。全国の動物園から毎日届けられる、動物の可愛くて、楽しくて、癒やされ、時に感動するような動画を、あなたのスマホでまるで動物園に居るかのように楽しむことができます。
導入技術
『one zooアプリ』の根幹が動画配信であることから、お客様は、データ転送量の増加を懸念しており、ランニングコストをできるだけ削減したいという課題がありました。アイレットは、可能な限りコストを削減するためにサーバーレス・アーキテクチャを採用しました。また転送量を抑えるためにインフラ側で用意したHLS形式の動画データを活用して、ユーザーがストレスなく動画視聴できるようにアダプティブ・ビットレート対応し、ユーザーが視聴するプレイヤーのサイズやネットワーク速度に応じて最適な動画を提供する仕組みをプレイヤー側に実装しました。また動物園を訪れた際にも、地図データを利用せずに自前で用意した動物園内MapとGPSを連携させてユーザーのいる場所を表示したり、動物の檻の近くにくると檻に設置したビーコンが反応して動物についての音声ガイドが流れたり、動物園内の物理スタンプをアプリに押すことでスタンプラリーができるベースのUIデザインからフロントエンド実装を行い、『one zooアプリ』を利用することで今までの動物園ではできなかった体験を実現できるようにいたしました。
第1フェーズではiPhone向けの無料アプリのシステム開発を担当しておりますが、次のフェーズ以降では、Androidへの対応や有料会員向けの開発を継続していくなど、いま以上の価値をご提供できるように進めてまいります。
『one zoo』のインフラについては、cloudpack公式サイト事例ページをご確認ください。
Credit
クライアントKDDI株式会社、株式会社 博報堂