お客様の課題
- 特設サイトの公開日が約1ヶ月後に迫る中、デザインやコンテンツ制作のためのリソースが不足していた。
対応と結果
- AWS 環境構築からデザイン、コンテンツ制作、運用までをワンストップで対応。限られたスケジュールの中で効率的に制作を進め、コスト面も考慮しながらベストプラクティスを実現。
KDDI株式会社様(以下、KDDI 様)が開催する KDDI スポーツフェスティバルの特設サイト制作をアイレットが担当させていただきました。
イベント準備に対応が追われ、サイト制作のリソースが不足
KDDI 様は、福利厚生の一環として年に一度の運動会「KDDI スポーツフェスティバル」を開催しています。毎年イベント内容が異なるため、その都度、特設サイトを制作し、競技説明や応援動画、結果発表などのコンテンツを配信していました。今回も特設サイト制作に向けて社内で対応を進めていましたが、イベント準備にリソースが集中してしまい、サイト公開まで約1ヶ月に迫る中、制作が進まないという課題を抱えていました。
そこで KDDI グループのアイレットにお声がけいただき、特設サイトの環境構築からデザイン、コンテンツ制作、運用までを一気通貫で対応させていただくことになりました。
お客様のご要望を汲み取った上で、サイト構成やスケジュール、コスト面も考慮した最適解を導き出す
今回はKDDI 様がイベント推進などの別作業でご多忙だったことから、プロジェクト全体を通してなるべくお客様の手がかからないようにアイレット主体で制作を進めるように心がけました。
まず環境構築については、前年度の環境は残っているものの、AWS アカウントはすでに閉じられている状態だったため、新たに認定 AWS 環境※にてスピーディに構築を行ないました。
※KDDI 様内部のセキュリティ管理部門となる CCoE の基準を満たした AWS 環境
サイトデザインはKDDI 様にご用意いただいたワイヤーフレームをもとに、ご意向を汲み取りながら、サイト構成やコンテンツ内容、スケジュールも考慮してデザインを設計。ワイヤーフレームから変更した点については意図をご説明し、KDDI 様と認識を擦り合わせながら制作を進めていきました。また、サイト公開時にコンテンツが全て揃わない状況だったため、デザインもフェーズを分けてご提案することで、余計なご負担をおかけすることなく効率的にご確認いただけるようにしました。
KDDI 様からは、イベント開催に向けてタイムリーな情報公開および更新を行なっていきたいというご要望をいただき、それを実現するための運用体制を整備。ご希望のタイミングに合わせて柔軟な対応を実施しました。また、今回新たに構築した AWS 環境はコンテンツを削除した状態で維持しておくことで、次年度以降のサイト制作時にイニシャルコストを抑えることが可能となります。
これからもアイレットはお客様に寄り添い、柔軟かつスピーディな対応で価値創出に貢献してまいります。
(使用プロダクト)
- AWS WAF
- AWS Lambda
- AWS CloudTrail
- Amazon S3
- Amazon SNS
- Amazon CloudFront
- Amazon CloudWatch
- Amazon CloudWatch Logs
- Amazon DynamoDB
- Amazon EventBridge
Credit
クライアントKDDI株式会社